漫画の表紙(ブックカバー)をラミネートしたい
ラミネーター導入目的
今回,人生で初めてラミネーターを購入しました.
その理由は,漫画「五等分の花嫁」のカラー表紙の額装を断念したからです.
当初は,2Lやハガキサイズのフレームを使って額装しようと考えていましたが,
微妙に大きさが異なり,スペースが余ることが気に入りませんでした.
次に,開いた状態のをA4の額縁に入れて収納する方法を考えました.
コスト的には,A4サイズが500円ほどで買えるので,14巻分購入しても,
そこまで痛手ではありません.
しかし,A4額縁を14個も飾るスペースがありませんでした.
最後に,理想型であるオーダーフレームも検討しました.
見積もりは,「額縁のタカハシ」さんで取って,
漫画の表紙にかけるコストとしては高すぎると感じました.
断念した一番の理由は大きさです.
分割して飾るなどをしても,壁面を覆う大きさになってしまいます.
これらの背景があり,額装することは諦めました.
そこで有力候補となったのが,ラミネートする方法です.
購入したラミネーター
購入したラミネーターなど
- ラミネーター本体
- ラミネートフィルム(A4)
- 黒紙(A4)
- クリアファイルケース
先にネタバレしてしまいますが,
ハガキや写真をラミネートしたい方は,上位機種(1万ほど)のを買った方が良いです.
厚みが課題となって,やりたいことが出来ません.
とは言え,下位機種は3,000円ほどなので,約3倍近くになる上位機種をいきなり買うのは勇気が要ります.
アイリスオーヤマ ラミネーター LM32X 商品レビュー
商品情報
ラミネーターを上から見た写真
ラミネーターを斜め上から見た写真
ラミネーターを少し横から見た写真
- 商品サイズ(cm):幅約46.3×奥行約11.5×高さ約8.1
- 質量:約1.7kg
- 定格消費電力:350w
- 最大ラミネート厚:0.4mm
- 使用フィルム:100μm
- ウォームアップ時間:約4分
- 定格運転時間:30分
買って想定外だったのは,ハガキや写真が非対応だったことです.
最大0.4mmの内,フィルムの厚みが0.1mm ✕ 2(上下)あるので,
中身の厚みは0.2mmが最大となります.
印刷会社でパッケージ印刷をやっていた人間からすると,
0.2mmはかなり薄い方だと思います.
自宅に紙厚計が無いので正確な数値はありませんが,
0.2mmなんてちょっと分厚いとすぐにオーバーしてしまいます.
今回,マットの用途として買った黒紙は,
中厚口で(0.09mm)と記載されていました.
職場では,連量などの用語を使っていたのが懐かしいです.
とりあえず,印刷業界では微妙な差の紙厚を扱っているので,
数mmの差はかなりの誤差です.
上位機種でも,最大0.6mmとなっていたので,家庭用機種の限界だと思います.
たとえば,保育士さんが壁面を作る際の工作では,
画用紙などを貼り付けることがあると思います.
そのような場合は,ラミネートフィルム自体も分厚くした上で,
業務用の機種を使った方が良いと思います.
ラミネートの世界を甘く見ていました.
比較テスト 用紙3種類
ラミネートテスト 3種類の用紙
- A4普通紙(結構白い)
- A4光沢紙(結構分厚い)
- A4黒紙(0.09mm)
自宅にあった用紙3種類で,ラミネートのテストを実施しました.
ラミネート試験結果
普通紙は問題無くラミネートできましたが,
光沢紙は少し縁が白くなりました.
一方で,黒紙は黒色がハッキリと見えるようになり,上手くいったと思います.
ただし,白紙よりもゴミが目立つので,注意が必要です.
また,ラミネートフィルムを取り出す際,
1枚ずつ取るのに苦戦しました.
1度取り出すとゴミが付着すると思うので,
慎重に作業をした方が良いと思います.
全体としては,上手くいった方だと思うので,
次は,漫画の表紙をラミネートしてみようと思います.
問題は,綺麗に帯などを置いて,そのままズレないかです.
黒紙を背景としてその上に,カラー表紙を置く予定です.
そうすると,紙の厚さ的にはオーバーしていると思うので,
仕上がりは自己責任になってしまいます.
練習用として,数冊買ったので,テストしてから,
お気に入りの漫画をやっていこうと思います.
生け贄の漫画には申し訳ないですが,
実験なので被検体になってもらいます.
後日,レビュー記事を投稿する予定です.
最後まで読んでくださり,ありがとうございました.
コメントを残す